幕張の浜 採取

この記事は約8分で読めます。

幕張の浜で捕まえられる生物

ヤドカリを捕まえたくて…、
関東周辺でどこかいい所ないかなぁ~って探してたんだけど、
ちょうど幕張メッセに行くことがあったので
幕張の浜に行ってきました。

マップ

超ざっくり…こんな感じ。

一応潮干狩りのスポットでもあるようで、
マテ貝とかアサリ?ハマグリ?等の二枚貝も取れるようです。
※無料の潮干狩りスポットとして有名?


とりあえずヤドカリ探してたのでマテ貝は取れませんでしたが、
結構潮干狩りしている人もいましたが、時期的な問題もあるのか
取れている人はほとんどいないようでした。

近くで30分程頑張って掘っていた人が、
やっと小さいの1つ見つけたとか言っていたので
なかなか取れないのかもしれません。

貝は興味なかったのですが、波打ち際を歩いていたら
何貝か分かりませんが8個くらいゲットしました。
下のサイトを見ても分からず…、恐らくハマグリでもアサリでもないかも。
https://bigvo.net/fishing/clamming/shellfish-638/

シオフキかバカガイ…かな?
とりあえず持ち帰って自宅の水槽に入れたら
元気よく砂に潜っていきました。
海から自宅の水槽まで移動時間等で約10時間ありましたが、
全然大丈夫でした。
貝が死ぬとすごい水質悪化してほぼ全滅状態になるので
ちょっとビクビクしていましたが大丈夫でした。

貝といえば、そういえば
マテ貝じゃないけど、マテ貝のように
砂に埋まってて、貝殻のようなものを
いくつも身にくっつけているものが居たけど
あれはなんだったんだろう…。
調べても分からず、掘っても掘っても
すごい深くまで繋がってて、結局生きた状態?で
掘り出すことが出来なかった。
強引に引っこ抜こうとするとちぎれてしまって。
あれは何だったんだろう…生き物なのかな。
(知っている人居れば教えてほしい)

小さい魚が大量に泳いでました。
恐らくイワシの子供で、2~2.5cmくらい。
釣りの餌用に大量に捕まえたかったですが、
小さな短い網(長さ30cmくらいの金魚すくうようなやつ)しかもっていってなくて
5,6匹しか捕まえられなかった。

釣り用の大きくて長い網があれば、
1回で数十匹とれたと思います。
次回行くときは餌用に捕まえようかな。
水槽のヤドカリとかも食べるだろうし、
釣り餌としても使いやすそう。

浜を適当に歩いただけなので、
それ以外は特に魚は見かけませんでした。

ヤドカリ・カニ・イソギンチャク

びっくりするくらい大量にいます…。
ただ見つけるのは大変なようで、他のファミリーは
見つけるのに苦労していたようです。

砂浜ではほとんど見つける事が出来ないと思います。
水の流れが弱いところで数匹見つけたくらいで、
マップの真ん中あたりの砂浜ではほとんど見つけられません。

ヤドカリやカニはやっぱり岩場近辺。
上のマップのZOZOマリンスタジアムの方は
岩場という感じじゃないのですが、そこにもヤドカリは居ます。
小さい物は3mmくらい、大きくて2cm程。
水の中の砂場を歩いているものもたまにいますが、
岩場や壁にくっついているものを採集するのが簡単です。
岩場にくっついているものは半々でヤドカリか
イシダタミ類の巻貝でした。(恐らく)
イボニシってやつかな…、まぁよくいる

海の生物図鑑 【浦安市三番瀬環境観察館】
浦安市にある三番瀬の魅力を発信する環境教育施設です。干潟、野鳥、公園の昆虫など様々な自然の楽しみ方を紹介します。
カニ類

ヤドカリは普通のやどかりで、黒白っぽいもので
結構綺麗な個体でした。
東京湾の汚い所だと、結構緑っぽい個体がよく取れるので、
今回は綺麗な個体が取れたのでよかったです。
沖縄とか行くと、きれいな赤とか青の個体が取れるのですが、
そもそも種類が違うのかもしれませんね。

カニは、イワガニだが、イソガニだか、
例のよくいるカニがいます。
ぱっと見見つからないのですが、岩をひっくり返すと
結構見つかります。 10匹くらいは見つけました。
小さいものは0.5cmから、大きいのは5cm程。

あとはヒラヒラ泳ぐ少し珍しいカニも
3匹程捕まえました。
これはイシガニかな…、水に入れると
左右に泳ぎます。 落ち着くと砂地を
歩いてもぐったりしてます。
鑑賞にもよさそうなので持って帰りました。

あと、そういえばエビもいました。
よく見かけるスジエビじゃなかったです。

海歩きで出会えるエビ類

砂に潜るのでフトミゾエビかな?
持ち帰って水槽に入れるとすぐに砂に潜ってしまいました。
捕まえようと思って捕まえたというより、
小魚を捕まえるためにばしゃばしゃやってたら
勝手に網に入ってました。
砂場を網でごっそりすくうと結構捕まえられるのかも。
釣り餌にもなりそうなので、今度やってみようかな。

イソギンチャクは「タテジマイソギンチャク」がいました。
あまり綺麗な色じゃないので(緑…)、水槽で
飼うのは悩む所…、とりあず採取して
水槽に入れちゃいました。

うちの「ニモ」ちゃんの遊び場?として
活用してもらえればと。
一応「ウメボシイソギンチャク」があって、
そこをベッドにして寝てたり、戯れたりしているのですが、
1個しかなくなってしまったので…、とりあえず(/ω\)

ウメボシイソギンチャクは小さなイソギンチャクですが、
関東でも採取できる所が結構あって、水槽に入れても
綺麗なので結構オススメです。



幕張の浜、今回はじめて行きましたが
思ったよりも生き物もいて結構楽しめるスポットでした。
もうちょっと頑張れば木更津、もっと頑張れば
南房総…、って行きたいですが、ちょっと遠いですからね。

あ、あと今回ハゼを採取したかったのですが、
1匹も取れませんでしたし、見かけませんでした。

ハゼも見てて面白いので捕まえたかったのですが残念。
まぁ、ハゼはお台場に大量にいますからね…。
東京で有名な釣り場「若洲海浜公園」でも連れますし。
今度釣ってこようかな。

採取した生き物の持ち帰る方法

磯遊びする時も釣りする時も採取した生き物を
生きたままよく持ち帰るのですが、最初はよく死なせる事がありました。
ただ最近は10時間以上でもほぼ死なせることなく持ち帰ることが出来ています。
参考にいつもやっている持ち帰り方法を書いておきます。

まず重要なのは「酸素」と「温度」です。

酸素

魚なのかカニ類なのかでまた変わりますが、
カニ類は結構強いので、酸素はなくてもある程度大丈夫ですが、
魚は酸素が超重要になります。
釣った魚をバケツに入れておくと分かると思いますが、
水量にもよりますが長くても1時間もせず酸欠で
パクパクしだして、その後数分で死んでしまいます。
なので魚を持ち帰るときは酸素を供給出来るようにする必要があります。

オススメなのが携帯用のエアーポンプです。
いつも↑のニッソーのものを使っています。
もう7年も使ってますが壊れず、使いやすいです。
電池は単1が2本ですが、私は電池サイズの変換機を
使って単3の充電地を使ってます。
単1は使うことが無いし、充電池もあるのか?よくわかりませんが、
あまり使うこともないので、よく使う単3の充電池を
4~8本くらい充電して持っていきます。
単3を2本でも約3,4時間はエアー供給出来るので問題ないです。

ちなみに100均等でエアーを供給出来る石があると思いますが、
あれはオススメしません。
エアーを供給出来る時間と量が貧弱すぎてメインでは使えません。
エアーポンプに何かあった時の緊急用に予備としてもっておく程度で
考えた方がよいです。
あと…恐らくですが、あれ水質に良くないんじゃないかな…と思います。
※使った時の生体や水質等を見ての個人的な感想です
といっても、以前エアーの電池切れの時にこの石でなんとか
しのいだこともあったので無駄ではないですが…。
まぁ、特に何か問題がなければ電池買ってエアーポンプでの
エアー供給の方が安全です。(使うのは高速とか、まわりに店が無いとかで…そういう時)

温度

続いて温度。
温度も重要なのですが、酸素に比べると
重要度が全然違うので実はそこまで対策はしていません。

頑張れば魚もカニも30度くらいまでならなんとか
短時間であれば耐えられると思います。
車で持ち帰るなら、エアコン入れていればまず問題ないです。

基本的に生体を持ち帰る場合は、どこにもよらずに直帰ですから。

ただどこかよって帰る場合は、温度を気にしつつ
なるべく日陰に駐車するくらいの意識で問題ないです。
真夏の時は結構危ないですが、日陰の涼しい所であれば
短時間であれば大丈夫です。
※ただオススメはしません・・・直帰推奨(エアコン推奨)

道具

入れ物はなんで持って帰ってるかというと、実は
高~いクーラーボックスではなく、シンプルなプラ容器です( *´艸`)
お金をかけるのであれば、釣り用とかのクーラーボックス等オススメですが、
さっきも言ったように「温度<酸素」なので、それほど神経質になる必要ないです。
ただ、別にお金かけてもいいよ~ってのであればクーラーボックスオススメです。
私の場合は現状で問題無いので買う予定は無いです。

でなに使ってんのって話ですが、実はこれなんですよね。

ただの水タンク( ゚Д゚)2000円もしない。
大きい方の蓋をちょっと加工してポンプ通る穴をあけてあげれば
水(海水)もこぼれないし便利!

ということで道具としてはこれだけです。
比較的弱い生体を絶対死なせずに持ち帰りたい!安心が欲しい!
って場合はクーラーボックスをオススメします!
ただ、安いクーラーボックスだとそこまで効果がないそうです。

お金かけてもいいなら、1万前後、または1万以上の
ものが、それも有名なメーカー製のがよいと思います。

ちなみにこの件とは関係なく、↓のクーラーボックスを
持っていて飲み物を持ってく時に使っているのですが

これ、安い割には結構使えます。
生体持ち帰るようになんて考えたことなかったですが、
水タンクが駄目だったらこっちを加工して(穴開けて)使ってたかも。


ということで生体持ち帰りに使っている道具は

①水タンク:1700円
②エアーポンプ:3700円

で、だいたい5000円くらい。
他電池とかありますが、それら合わせても
7000円もせず…、約7年も現役( ゚Д゚)
そう考えると結構安い!