全銀ネットのシステム障害

IT関連に深く関わっているけど、これはしょうがないよ。

不具合を発生させない事は不可能（人間が構築する限りはまず無理、AI等に置き換わっても無理かもしれないが）だから、発生した場合のリカバリプランを
どれだけ検討してリッチ（お金をかける）にするかだから。

想定されるリスクをどこまで見積もるのか、
発生率や発生した場合の損失等を鑑みて最終的に決定する。

当たり前だけど、全部やるなんて事はありえない。

ちなみに障害発生はオンプレで動かそうがクラウドで動かそうが
本質的にはここは変わらないと思う。

むしろクラウド障害の方が多いんじゃ？って最近思う程だけど…。

あと言語も関係ないじゃないかな…これだけ長い間動いていたシステム
言語差異何て、Javaだろうがバグってれば動かんし、確かに優位性はあるけど。

あと今回の原因は、別の原因っぽい？
オンプレの件・言語の件は変えた方がいいのは確かだけど…。

全銀システムと各行をつなぐ中継コンピューターが保守期限を迎えたため、新旧の切り替え作業を行っており、その際に不具合が発生した

このシステムはオンプレらしいけど、
ま～、昔からのシステムはだいたいオンプレ。

COBOLにも触れているけど、業界内にいる人からしたら
まだまだCOBOLなんて大量にあるのは常識。
特に銀行系はCOBOLが大量にある。

で、多くの銀行はオープン化しようとかJavaへ置き換えようとか、
クラウドリフトしようかとか検討するけど、
ま～…そんな簡単な話じゃないんですよ、業界内知っている人なら常識だけど。

ちなみに、だ・か・ら…COBOLはまだある一定の需要はあったりする

今はさすがに少なくなってきたと思うけど、
昔大量にCOBOL技術者の需要が増えた時期があった。
みんな頑張って脱COBOLしたんでしょうな。

で…むしろJavaを記述出来ます！なんて腐る程居るから
COBOL出来るって人の方が需要あったりする。

まぁ、Javaなんてただ書くだけなら他の類似言語、
出来ればオブジェクト言語触ってれば数週間で出来る。

COBOLの記述見たことあれば分かるけど、
今世の中でよく使われている言語とは文法等が
違うので、初見で嫌だなぁ～ってなるんですよ。

まぁ、COBOLはまだ需要はある。
けどCOBOL勉強するのはオススメはしないけど。

まだオープン化していないシステムがあるので、
かならずCOBOL→JavaでCOBOL出来る人の需要はあるんだけどね。

ただ、COBOL出来ます！というピンポイント狙いはあまり意味が無い。
それはJavaも同じだけど。

オープン化するプロジェクトがあったら、Java技術者が
気合でCOBOL解析してやるだけだろうし…ね。
あえてコボラーを専任で雇う必要が無い。
あっても超優秀コボラー１人いればいい、という程度。

脱COBOL・脱オンプレに関して、この業界は…諦めよう(笑)

関わった事あるけど、色々と根本的な問題ありすぎ。

①お客様？

まず…、お客様？(笑)　つまり銀行相手であれば
銀行側の人（フロントは銀行側のシステム担当者・営業担当になるが）

要件定義等、ある程度のお偉いさん含めて調整するんだけど、
まーーーーーーー、面倒くさい。
他の業界と比べると、すごい上から目線でオレ様的な人が多い印象。
主要な所ではなく、嫌がらせのような重箱の隅をつくような面倒くさい指摘が多い。
正直どうでもいいレベルも多く、全然話が進まない…なんてことも。
予算もスケジュールも決まっているのでこれが大変。

なんでもいいから指摘することが仕事、
マウント取ることが仕事なのかな、と思うような人がいる。

前ページとレイアウトの箱が１㍉程小さくなってる…とかそういう系。
あと、フォントのサイズ…とか。　じいさんは見えない、若い人はデカすぎ…って
じゃあ２つ用意するのか？ってな感じ。　そういう系。