糖質の話
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太る原因は糖質
糖質は不要
人工甘味料は悪
要約
1970年代、肥満の原因は脂質or糖質という議論の結果、脂質となった。
その後、脂質を減らし炭水化物をたくさん食べた人達の肥満が増えた。
アメリカの糖尿病学会は間違いを認め「糖質こそ肥満と糖尿病の原因」という立場をとった。
小太りの方が長生きする、という研究結果があったが
日本人の場合はBMIは18.5~25未満の標準体重、45歳以降は30以下がよい。
昔(縄文時代)は、狩猟採集生活で、ほとんど糖質が無い食生活で、
糖質を取り出したのはここ100年くらい。
糖質が無くても、脂質・たんぱく質を原料に体内でケトン体を生成してエネルギーにする。
糖質制限すると、糖質エネルギーが無いため、体脂肪・筋肉が分解され痩せる仕組み。
筋肉を分解させないために、十分なたんぱく質と適度な筋トレが必要。
痩せるには、有酸素運動ではなく、筋トレによる基礎代謝を上げるのがよい。
砂糖は悪、白米等精製されたものも、大量の糖質が含まれる。
白米を食べるなら玄米、雑穀米。 白いパンなら全粒粉パン。 パスタは全粒粉パスタがベター。
糖質の取りすぎによる糖尿病はさまざまな病気にかかりやすくなる。
糖質を取りすぎるとAGE(終末糖化産物)が蓄積し、色々な病気になりやすくなる。
炭水化物などに偏った食生活は免疫低下を招き、ガン等の病気を引き起こす。
卵は1日何個食べてもOK。
米を抜いて肉魚を食べ、夜は糖質ゼロを意識する。
※加工肉は危険
野菜を最初に食べると、食物繊維の影響で吸収が緩やかになり
太りにくい。 カリウム摂取でむくみも解消。
人工甘味料は腸内細菌を悪くする。
人口甘味料も血糖値を上げる。
感想
このシリーズ全部読んだんだけど、この本自体が結構要約されていて、
また作りも読みやすいのですぐ読み終えちゃいます。
この領域の話は結構詳しい?方なので目新しい情報は無かったけど、
はじめて読む本としては本当にお勧め出来る本です。
Primereadingの対象なので、アマプラ会員は無料で読めます!
ちょっと気になるのが、糖質とか脂質、たんぱく質等の
シリーズがそれぞれあるのですが、著者が全員違うんですよね。
この人達全員、ちょっとずつ意見が違うので話あったら
どんな感じになるのかちょっと面白いなぁって思ったり(笑)
または同じ著者で他のシリーズを執筆してほしいな。
面白そうで読んじゃうかも。
ちなみに…、肥満に関して個人的にですが
脂質より糖質の方が太ると思います。
色々言われていますが、個人差があるので鵜呑みにせず
自分自身で検証することをお勧めします。
脂質はどんなにとっても太らない!とまでは
言いませんが、太る原因にはならないのではないかなと。
もちろん食べ過ぎは健康にも良くないし体重増に影響あると思うけど。
キャベツや白菜等に、自作味噌マヨ(マヨネーズ+味噌)とか、
胡麻ダレを大量に付けて食べまくってもなかなか体重増にならないです。
恐らくこれを食べることで他があまり食べられなくなるというのも
ありますが、カロリー的には明らかにオーバーしていて、明記しませんが、
通常の1.5倍程のカロリーになってもむしろ痩せる…。
かわって、糖質。
これは食べると脂肪に直行って感じです。
使われなかったものは本当に漏れなくキレ~に脂肪へ返還って感じ。
食費節約で炭水化物多めにすると、ダイレクトに体重増します。
脂質中心よりカロリーを抑えてもです。
繰り返すけれど、個人差あると思います。
本音はそこまで個人差なんて無いと思うけど、言い切ると問題あるので(笑)
とは言っても結局はバランスよく食べましょう…ですね。
ちなみにタンパク質は「食事誘発性熱産生」というのがあり、
これはタンパク質は消化にエネルギーを多く使うので、
食べたカロリーの約30%は消費される、らしいです。
なので1000cal食べても実質700calなのだとか。
炭水化物、脂質でも同じ事が起こるけど、
確か10%だか9%だったかな?
こういう食事・健康の知識は
学生時代でバリバリ運動していた時に知っていたら
もっとよいパフォーマンスが出せてたのかなぁ~なんて思う今日この頃。
時既にお寿司( *´艸`)